サラリーマンの禁煙日誌 禁活です

喫煙歴32年 47歳サラリーマンが思い立って禁煙をはじめました。

DAY1~スタート日~

 いよいよスタートの朝
いつもよりちょっとだけ早く目覚めた。
なんだかね。遠足の日のこどもか、新しいおもちゃを買ってもらった時のような感じじゃないか。


だけども、何だかちょっとウキウキした気分だ。
あの衝動買いした「ニコチンパッチ」を早く試してみたい!!。

 それは「禁煙」することを意味しているはずなのだが、面白そうだの気持ちが強い。

正直、こんな感じのスタートなので、「禁煙」に対して真剣でも、吸えなくなる不安もなく、新しいフレーバーのタバコが出たのを買ったのと、そう変わらないテンション。


実際、買うときには薬剤師さんに、使用方法とかの説明を受けている。
なんでもニコチンを皮膚から少量吸収させ、タバコ切れのイライラや不安など「ニコチン依存」をニコチンを吸収しながらタバコを吸うという行為を遠ざけていくという。
 「ニコチン」を皮膚から吸収させる。
なんだかおもしろそうというか、ニコチン中毒なのだろう。
タバコよりいいんじゃないかとか考えている。
完全に遊び。

本気で「禁煙」を頑張っている人に怒られそうだけど。

 

実は、何度か「禁煙しよう」とタバコを買うのをやめたことがあった。
イライラや仕事での息抜き、さぼりのために、半日も我慢できずタバコに手を伸ばしてしまっていた。
僕の意思の弱さだな~なんて思ったりしながらも、紫煙をくゆらすという行為に「かっこよさ」を感じてもいた。
 だいたい「ハードボイルド」な小説が好きな僕は、レイモンド・チャンドラー北方謙三大沢在昌なんかをよく読むが、必ずタバコのシーンがでてくる。

 

タバコに火をつけて、カップのわきの灰皿にのせた。わたしはコーヒーから立ちのぼる湯気とタバコの煙の細い糸をみつめた。

「長いお別れ」よりレイモンド・チャンドラー

 

僕はタバコをすっている瞬間が好きなのだ。

 

 朝、厳重に密閉された袋を鋏で切り、腹に貼った。
これでニコチンを皮膚から吸収するんだ。と、とりあえずタバコは吸わないように、もっていた1箱を車のトランクに入れた。

 

 貼ってみた感想は、あのウキウキした時間は何だったのかというくらい、

特段、普段と変わりない。
ただ、通勤する車のなかで、猛烈にタバコが吸いたくなったが、ちょっと我慢していると、以前「禁煙」したときのような不安感やイライラがないことに気づいた。

 

ちゃんとニコチンを吸収しているようだ。

 

 DAY1は、朝、タバコが吸いたくなった以外は、無事、乗り切れた。

 

さてさて何日持つのだろうか。

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